輝く青もみじを愛でる初夏の京都めぐり 3日間 | 関西【関東発】

関東発TOKYO

輝く青もみじを愛でる初夏の京都めぐり 3日間

春の桜、秋の紅葉と並んで京都を彩る初夏の青もみじ。春に芽吹いた透き通るような若葉が、初夏にかけて深みを増す緑に変わっていきます。木漏れ日に輝く青もみじが爽やかな風に揺れるさまは京都の初夏の風物詩。この時期だからこそ出会える絶景を見に京都を訪れてみませんか?

1日目

伊丹空港または関西空港から大阪空港リムジンで京都駅へ。
所要時間:伊丹空港⇒京都駅 約50分
     関西空港⇒京都駅 約1時間30分
京都駅またはホテルで荷物を預けて、初夏の京都めぐりスタート!

まずは世界文化遺産「醍醐寺」へ向かいましょう。
京都駅八条口から京阪バス「京都醍醐寺ライン」で醍醐寺へ(乗車時間:約30分)

世界遺産 醍醐寺

真言宗醍醐派の総本山。平安時代初期に空海の孫弟子・聖宝理源大師が上醍醐に醍醐寺開創の第一歩を記しました。開山にまつわる名水「醍醐水」は古来から現在にいたるまで枯れる事なくわき続けています。醍醐天皇の冥福を祈るために建立された五重塔は国宝に指定されています。のちに豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して自ら設計を手掛けた「三宝院庭園」は今も桃山時代の華やかな雰囲気を伝えています。初夏には弁天池に映る青もみじと朱塗りの弁天堂との鮮やかなコントラストに目を奪われます。

住所  :京都市伏見区醍醐東大路町22
拝観時間:
【夏期】3月1日〜12月第1日曜日までの期間・・・9時〜17時まで
【冬期】12月第1日曜日の翌日〜2月末日までの期間・・・9時〜16時30分まで
※閉門時間30分前で受付終了(春期期間中は拝観時間の変更あり)
拝観料 :
【通常期】
・三宝院庭園・伽藍の二箇所    大人1,000円、中高生700円、小学生以外は無料
・三宝院御殿特別拝観       大人・中高生500円
・霊宝館本館・平成館特別展示   大人・中高生500円
【春期(3月20日~5月GW最終日)】
・三宝院庭園・伽藍・霊宝館庭園の三箇所 大人1,500円、中高生1,000円、小学生以外は無料
・霊宝館本館・平成館特別展示  大人・中高生500円

約25分

醍醐寺~(徒歩 約15分)~醍醐駅~(地下鉄東西線 約2分)~小野駅~(徒歩 約6分)~勧修寺

勧修寺

真言宗山階派の大本山。900年、醍醐天皇の生母藤原胤子の冥福を祈り創建されました。度重なる戦火で衰退したのち、江戸時代に皇室と徳川氏の援助で再興され、皇族が出家して住職を務める門跡寺院となりました。氷室池を中心とする池泉回遊式の庭園は京都市指定の「名勝」に登録されています。書院前庭には水戸光圀寄進と伝えられる石灯籠があり、勧修寺型灯籠として知られています。春から初夏には青もみじの他に藤、杜若、花菖蒲や睡蓮が庭園を美しく彩ります。とくに観音堂から本堂の前に咲く紫陽花は鮮やかなブルーが特徴。

住所  :京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6
拝観時間:9時〜16時30分まで(受付終了16時)
拝観料 :500円

約20分

勧修寺~(徒歩 約6分)~小野駅~(地下鉄東西線 約7分)~山科駅~(JR 約5分)~京都駅

京都駅に戻り1日目終了

2日目

京都駅から嵐山へ向かいます。
バスを利用する場合、京都駅前バス停から嵐山公園バス停まで、乗車時間は約50分となります。

※渋滞が懸念される時期は、JR利用、または地下鉄と京福電車で行く方法もあります。

・JR利用
JR山陰本線嵯峨線 京都駅から嵯峨嵐山駅へ(乗車時間:約20分)
徒歩で天龍寺(庭園受付)へ。(徒歩約10分)

・地下鉄&京福電車利用
地下鉄烏丸線 京都駅から烏丸御池駅(乗車時間:約6分)
烏丸御池駅で乗り換え
地下鉄東西線 烏丸御池駅から太秦天神川駅(乗車時間:約8分)
徒歩で嵐電(京福電車)天神川駅へ (約2分)
嵐電(京福電車)天神川駅から嵐山駅(乗車時間:約14分)

世界遺産 天龍寺

嵯峨嵐山に建つ臨済宗天龍寺派の大本山。1339年に足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため創建しました。1994年に「古都京都の文化財」の1つとして世界文化遺産に登録されています。「曹源池庭園」は嵐山や亀山を借景とした回遊式庭園で、移ろいゆく四季を水面に移す美しさは見事というに尽きます。また法堂の天井の「雲龍図」は躍動する八方睨みの龍が描かれており、土日祝日のみ拝観できます。日程があえばぜひご覧ください。

住所  :京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
参拝時間:庭園 8時30分~17時 (16時50分 受付終了)
     講堂 8時30分~16時45分 (16時30分 受付終了)
参拝料 :庭園 高校生以上500円、小中学生300円、未就学児 無料 
     講堂 庭園参拝料に300円追加
     ※法堂「雲龍図」は土日祝日のみの公開となります。(春夏秋に毎日公開期間あり)通常参拝料とは別途500円が必要となります。

約1分

天龍寺(北門受付)~(徒歩すぐ)~竹林の小径

竹林の小径

野宮神社から天龍寺北側を通り大河内山荘庭園までの400mほどの小径。空を覆うほどに高く伸びた竹林が道の両側に続いています。晴れた日には木漏れ日と竹林を渡る爽やかな風が心地よく、曇りの日には昼間でも薄暗く幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町

約17分

竹林の小径~(徒歩約17分)~嵐山 祐斎亭

嵐山 祐斎亭

染色作家 奥田祐斎氏の染色アートギャラリー。明治期に建てられた築150年の風情ある建物は元々「千鳥」という京都の舞妓・芸妓憧れの料理旅館で、文豪川端康成が逗留し「山の音」を執筆した場所として知られています。川に面した「丸窓の部屋」からは木々の間に嵐山や桂川の四季折々の自然を楽しむことができ、青もみじの翡翠色が机や水面に映り込みシンメトリーの風景は息をのむ美しさ。奥田祐斎氏が手掛ける「夢こうろ染」のギャラリーや工房の見学もできます。

住所  :京都府京都市右京区嵯峨亀ノ尾町6
開館時間:季節により変わります
見学料    :2,000円
※30分ごとに、ご予約のお客様を優先に入館して頂きます

約8分

嵐山 祐斎亭~(徒歩約8分)~渡月橋

渡月橋

「渡月橋」の名前の由来は、鎌倉時代に亀山上皇が月を見上げて「くまなき月の渡るに似る」と称賛されたことによると伝えられています。西にそびえる嵐山をバックに桂川両岸一帯が京都を代表する景勝地「嵐山」と呼ばれ、春の桜・夏の新緑・秋の紅葉・冬の雪景色と四季折々の絶景で有名。初夏には爽やかな川風を感じながら瑞々しい新緑を楽しむことができます。渡月橋のすぐ横にある中州は公園として整備されており、散策にぴったりの場所です。

住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町

約20分

渡月橋~(徒歩 約2分)~嵐山バス停~(京都バス 約11分)~苔寺・すず虫寺バス停~(徒歩 約3分)~苔寺

世界遺産 西芳寺 (苔寺)

臨済宗の単立寺院。731年行基が法相宗の寺として開山と伝えられています。鎌倉時代初期に法然上人が浄土宗に改宗、さらに1339年に作庭で有名な夢窓疎石が臨済宗の禅寺として再興しました。苔で有名な庭園は池泉回遊式・枯山水の二段構え。西芳寺川の氾濫や洪水が運んだ肥沃な土で苔が自生し、現在では境内が約120種もの苔に覆われています。初夏から梅雨にかけ一雨ごとに緑を深め、瑞々しさを増していきます。写経で心を静め、「調律と閃きの庭」悠久のときの流れを体感してみてください。

住所  :京都府京都市西京区松尾神ケ谷町56
参拝  :事前申込み制
参拝料 :4,000円以上

約6分

苔寺~(徒歩約6分)~鈴虫寺

華厳寺 (鈴虫寺)

「妙徳山華厳寺」は秋だけでなく四季を通じて鈴虫の音色を聞くことができることから「鈴虫寺」の名で親しまれています。お寺のことや日々の心の持ち方などについてユーモアを交えたお話を聞く事ができる「鈴虫説法」が人気。また日本で唯一草鞋を履いたお地蔵様「幸福地蔵菩薩」のお姿が印された「幸福御守」も有名です。お参りが済んだらバスで京都駅方面へ戻りましょう。

住所    :京都府京都市西京区松室地家町31
拝観時間  :9時~17時(最終受付16時10分)
拝観料   :大人(高校生以上)500円、子ども(4歳~中学生)300円
説法開始時間:9:00 / 10:00 / 11:00 / 12:00 / 13:00 / 14:00 / 15:00 / 16:00
説法所要時間:約30分
※説法には各回人数制限が設けられています。

約60分

鈴虫寺~(徒歩 約3分)~苔寺・すず虫寺バス停~(京都バス 約54分)~京都駅

京都駅に戻り2日目終了

3日目

京都の旅も最終日。
荷物はホテルか京都駅のコインロッカーに預けましょう。
京都駅からJR京都線で稲荷駅へ(乗車時間:約5分)
駅を出るとすぐ目の前に伏見稲荷大社の大鳥居が見えます。

伏見稲荷大社

伏見稲荷大社は全国に約30,000社あると言われる「お稲荷さん」の総本宮です。境内には重要文化財の楼門や拝殿、本殿など朱塗りの豪華な建物が並び建ち、商売繁昌・五穀豊穣・開運の神として信仰を集めています。「千本鳥居」と称される朱塗り鳥居のトンネルが特に有名で、その数は数千とも一万とも言われており、どこまでも続くように見える様は壮観です。秋は鳥居と色鮮やかな紅葉との調和が美しく、訪れる人の心を惹きつけます。

住所 :京都府京都市伏見区深草薮之内町68
拝観料:境内無料

約15分

伏見稲荷大社~(徒歩 約15分)~東福寺

東福寺

東福寺は延応元年(1239年)に創建された臨済宗東福寺派の大本山です。「伽藍面」と称されるほどに大きな伽藍が特徴で、国宝「山門」や龍の天井画で有名な法堂など鎌倉時代からの歴史を感じさせる迫力ある建造物が並んでいます。境内を流れる渓谷「洗玉澗」を渡るため掛けられた長さ27mにもおよぶ木造橋「通天橋」の周辺には約2千本もの楓が植えられ、初夏には青楓の鮮やかな緑が目を楽しませてくれます。

住所  : 京都府京都市東山区本町十五丁目778
拝観時間:4月~10月末|9:00-16:00(16:00受付終了。16:30閉門)
     11月~12月第一日曜|8:30~16:00(16:00受付終了。16:30閉門)
     12月第一月曜日~3月末|9:00~15:30(15:30受付終了。16:00閉門)
拝観料:「通天橋・開山堂」大人|(通常期間)600円(秋季)1,000円
             小中学生|(通常期間)300円(秋季)300円
    「本坊庭園」   大人|500円
             小中学生|300円
    「本坊庭園・通天橋・開山堂 共通拝観券」大人|1,000円 
                        小中学生|500円
※11月11日~12月10日までは共通拝観券はございません

約10分

東福寺~(徒歩 約8分)~JR東福寺駅~(JR 約2分)~JR京都駅

京都駅に戻ってリムジンバスで空港へ。お疲れ様でした。

アーリーサマーキャンペーン【輝く青もみじを愛でる京都】

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