着物で散策♪秋の京都めぐり 3日間 | 関西【関東発】

関東発TOKYO

着物で散策♪秋の京都めぐり 3日間

歴史と伝統の古都、京都。秋になれば数ある寺社の境内や街並みが少しづつ色づき始め、11月頃には街全体が茜色に輝きます。そんな京都にはしとやかな和装が似合います。着物で京都のまちをゆっくりめぐってみませんか?きっと素晴らしい絶景に出会えることでしょう。

1日目

伊丹空港または関西空港から大阪空港リムジンバスで「京都駅」へ。
まずは京都が誇る世界遺産めぐりへ!

金閣寺で「逆さ金閣」の撮影にトライ!

「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録された金閣寺。「金閣寺」というのは通称で正式名称は「鹿苑寺」といい相国寺の塔頭寺院の一つで、室町幕府三代将軍足利義満により創建されました。金色に輝くために「金閣」の名の由来になった舎利殿が特に有名ですが、茶道家の金森宗和が造った茶室「夕佳亭」も見どころです。また舎利殿の前に広がる「鏡湖池(きょうこち)」は、特別文化史跡および特別名称指定地となっている「鹿苑寺庭園」の中心。天気が良い日には水面に金閣が映り込み「逆さ金閣」が見られます。

住所   京都府京都市北区金閣寺町1
参拝時間 9:00〜17:00
参拝料  大人(高校生以上):400円 小・中学生:300円

約5分

金閣寺前バス停~市バス~龍安寺前バス停

龍安寺で心静かに石庭を鑑賞する

「石庭」で有名な龍安寺は「古都京都の文化財」の構成要素として世界文化遺産に登録されています。創建は宝徳2年(1450年)、その後応仁の乱により焼失しますが明応8年(1499年)に再興。その際に方丈が建立され同時に石庭も築造されたと言われています。石庭は三方が油土塀で囲まれた75坪の空間に大小15個の石が配置された枯山水庭園。極端に抽象化された構成に作者が何を意図したのかは永遠の謎で、見る人の解釈に委ねられています。静かに庭を眺め、自分を見つめなおすのもいいかもしれませんね。

住所   京都市右京区龍安寺御陵下町13
拝観時間 3月1日~11月30日 08:00~17:00
     12月1日~2月末日 08:30~16:30
拝観料  大人・高校生 500円、小・中学生 300円

約5分

龍安寺前バス停~市バス~御室仁和寺バス停

仁和寺で悠久の歴史を感じる

仁和寺は仁和4年(888年)に創建された寺院で、応仁の乱で建物は焼失するも寛永11年(1634年)に再興され、昭和から真言宗御室派の総本山となりました。「古都京都の文化財」の構成要素として世界文化遺産に登録されています。創建当時の本尊「阿弥陀三尊像」は国宝に指定されており、春・秋の名宝展で公開されています。広大な境内には国宝「金堂」をはじめ、重要文化財の「五重塔」「御影堂」「観音堂」が並び、見どころ満載。また春は遅咲きの「御室桜」で有名ですが、秋には金堂や五重塔周辺が紅葉で彩られます。歴史を感じながらゆっくり散策しましょう。

住所   京都府京都市右京区御室大内33
拝観時間 3月~11月 09:00~16:30
12月~2月 09:00~16:00
拝観料  仁和寺御所庭園     大人800円、高校生無料、中学生無料、小学生無料
     霊宝館(期間限定)   大人500円、高校生無料、中学生無料、小学生無料

約40分

御室仁和寺バス停~市バス~京都駅前バス停

京都駅に戻って1日目終了

2日目

京都でも特に着物での散策が似合うスポットをまわりましょう。
まずは京都駅前のVASARA京都駅前店で着物選びから♪

VASARA 京都駅前店で着付け。着物で京都巡りスタート!

京都駅から徒歩約3分の便利なロケーションにあります。着物を選んだら、着付けスタート!スタッフが襦袢から帯まで手早くお着付けします。所要時間はお一人様につき約20分ほど。お着付けが済んだらヘアセット、着物に合う巾着を選んでいただき、準備完了です。京都めぐりにお出かけください。

住所   京都府京都市下京区東塩小路町719番地 SKビル6F
営業時間 09:00~18:00 ※着付け最終受付17:00 返却締切17:30

約40分~50分

京都駅前バス停~市バス~嵐山公園バス停

渡月橋から見る嵐山のグラデーションに感動!

「渡月橋」の名前の由来は、鎌倉時代に亀山上皇が月を見上げて「くまなき月の渡るに似る」と称賛されたことによると伝えられています。西にそびえる嵐山をバックに桂川両岸一帯が京都を代表する景勝地「嵐山」と呼ばれ、春の桜・夏の新緑・秋の紅葉・冬の雪景色と四季折々の絶景を楽しむことができます。特に秋は季節が進むごとに嵐山の紅葉が深まり、あたかも美しい錦織を見るかのようです。

住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町

約3分

徒歩

人力車に乗って心地よい風を感じよう

いつもとは違う目線の高さ、風の心地よさを感じることができる人力車に乗ってみませんか?渡月橋を中心に桂川沿いや路地裏をぐるっとまわる12分程度のコースなら気軽に体験できます。俥夫さんに写真を撮ってもらったり、京都の穴場スポットを教えてもらったり。

■えびす屋 京都嵐山総本店
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-24
TEL:075-864-4444
営業時間:9:30~日没(シーズンにより変動があります)

約3分

徒歩

天龍寺で水面に映る絶景を眺める

嵯峨嵐山に建つ臨済宗天龍寺派の大本山で、世界文化遺産に登録されています。「曹源池庭園」は嵐山や亀山を借景とした回遊式庭園で、紅葉はもちろん移ろいゆく四季を水面に移す美しさは見事というに尽きます。また法堂の天井の「雲龍図」は躍動する八方睨みの龍が描かれており、土日祝日のみ拝観できます。お日にちがあえばぜひご覧ください。

住所  :京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68

参拝時間:庭園 8時30分~17時 (16時50分 受付終了)/ 講堂 8時30分~16時45分 (16時30分 受付終了)

参拝料 :庭園 高校生以上500円、小中学生300円、未就学児 無料 / 講堂 庭園参拝料に300円追加

※法堂「雲龍図」は土日祝日のみの特別公開となります。(春夏秋に毎日公開期間あり)通常参拝料とは別途500円が必要となります。

所要時間:約1時間

約4分

徒歩

竹林の小径を散策 

野宮神社から天龍寺北側を通り大河内山荘庭園までの400mほどの小径。空を覆うほどに高く伸びた竹林が道の両側に続いています。晴れた日には木漏れ日と竹林を渡る爽やかな風が心地よく、曇りの日には昼間でも薄暗く幻想的な雰囲気を楽しめます。天龍寺北門を出て竹林の小径を散策しながら京福電鉄嵐山線嵐山駅に向かいましょう。

住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町

約10分

徒歩

キモノフォレストでアートを楽しもう

「キモノフォレスト」は京福電鉄嵐山線(通称:嵐電)嵐山駅にある京友禅によるアートです。京友禅の生地をアクリルで包んだ高さ約600本のポールが駅構内や線路わきに森に見立てて設置され、色とりどりのポールが並ぶさまは美しく一見の価値があります。ランチには嵐山駅構内で京都らしい湯葉や豆腐などをつかった「嵐山丼」はいかかでしょうか?

住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町63−1

約1時間

徒歩~京都バス(嵐山バス停⇒四条大宮バス停で乗り換え⇒清水道バス亭)~徒歩

二寧坂・産寧坂で和雑貨や和菓子を選ぶ

二寧坂(二年坂)・産寧坂(三年坂)は清水寺へ向かう参道の一部で、緩やかな石畳の坂道。風情のある美しい街並みは重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。多くの土産物店や飲食店が軒を連ね、特に京都らしい和雑貨や綺麗な和菓子が目を引きます。「はんなりkyoto 二寧坂店」では和モダン柄のがま口財布がおすすめ。「梅園清水店」のみたらし団子でいっぷくするのもいいですね。

■はんなりkyoto 二寧坂店
住所 京都府京都市東山区高台寺桝屋町362-12
営業時間 10:00~18:00

■梅園清水店
住所 京都市東山区清水産寧坂339-1
営業時間 11:00~18:00

約10分~

徒歩

清水寺の舞台から京都の街を一望

「音羽山 清水寺」は音羽山の中腹に広がる北法相宗の大本山。1994年に世界文化遺産に登録されました。一番の見どころはやはり「清水の舞台」。本堂の前面に張り出した高さ13mの舞台の迫力は見るものを圧倒します。秋になると境内に植えられた約1,000本のヤマモミジが鮮やかに色づきます。境内の奥にある「音羽の滝」は寺名の由来となった滝で、三本の筧から流れ落ちる清水を飲むとご利益があると言われています。

住所  :京都市東山区清水1-1294
拝観時間:6時~18時 ※季節により変わります。
拝観料 :400円

約15分

徒歩

八坂神社には美のパワースポットがある?

八坂神社は全国2,300の八坂神社・祇園信仰神社の総本社。祇園祭が行われることでも有名で、「祇園さん」と呼ばれ古くより京都の人々に親しまれてきました。国宝に指定された本殿は他に例を見ない独自の建築様式が平安時代より現代に受け継がれたと言われており、その歴史的価値が高く評価されています。境内にある「美御前(うつくしごぜん)社」はその名の通り美容美徳にご利益があり、舞妓さんや芸妓さんが参拝に訪れます。鳥居の横に湧く「美容水」を肌につけると、身も心も美しくなれると言われています。

住所  :京都府京都市東山区祇園町北側625
参拝時間:24時間
参拝料 :無料

約5分

徒歩

情緒あふれる祇園から先斗町をぶらぶら歩き

八坂神社を出たら、京風情に溢れた花街「祇園」を散策しましょう。花見小路通は石畳の路に歴史ある料亭や茶屋が立ち並ぶ祇園の中心地。色彩豊かな着物をまとった舞妓さんの姿を見かけることができるかも。鴨川を渡って西側の先斗町ではいかにも京都らしい趣のある町屋が立ち並び風情を醸し出しています。少し疲れたら河原町のあたりでお茶にしませんか?1948年から続く老舗「喫茶ソワレ」では本格的なコーヒーと色とりどりのゼリーが楽しい「ゼリーポンチ」がおすすめです。

■喫茶ソワレ
住所 京都府京都市下京区 西木屋町四条上ル真町95
電話 075-221-0351
営業時間 平日 13:00~19:00 土日祝 13:00~19:30

約15分

市バス(四条河原町バス停⇒京都駅前バス停~徒歩

VASARA 京都駅前店で着物を返却

3日目

京都の旅も最終日。

伏見稲荷大社でどこまでも続く「千本鳥居」をくぐる

京都駅からJRで約5分、稲荷駅下車。
伏見稲荷大社は全国に約30,000社あると言われる「お稲荷さん」の総本宮です。「千本鳥居」と称される朱塗り鳥居のトンネルが特に有名で、その数は数千とも一万とも言われており、どこまでも続くように見える様は壮観です。境内には重要文化財の楼門や拝殿、本殿など朱塗りの豪華な建物が並び建ち、商売繁昌・五穀豊穣・開運の神として信仰を集めています。

住所  京都府京都市伏見区深草薮之内町68
拝観料 境内無料

約15分

徒歩

東福寺の通天橋で谿紅葉を愛でる

東福寺は延応元年(1239年)に創建された臨済宗東福寺派の大本山です。「伽藍面」と称されるほどに大きな伽藍が特徴で、国宝「山門」や龍の天井画で有名な法堂など鎌倉時代からの歴史を感じさせる迫力ある建造物が並んでいます。秋には紅葉狩りの名所として知られ、特に境内を流れる渓谷「洗玉澗」に掛かる木造橋「通天橋」では、本堂と真っ赤に色づいた谿紅葉(たにもみじ)が生み出すコントラストが息をのむほどの美しさです。

住所: 京都府京都市東山区本町十五丁目778
拝観時間:4月~10月末|9:00-16:00(16:00に受付終了。閉門は16:30)
     11月~12月第一日曜|8:30~16:00(16:00受付終了。閉門は16:30)
     12月第一日曜日~3月末|9:00~15:30(15:30受付終了。16:00に閉門)
拝観料:「通天橋・開山堂」大人|(通常期間)600円(秋季)1,000円
             小中学生|(通常期間)300円(秋季)300円
    「本坊庭園」   大人|(通常期間)500円(秋季)500円
             小中学生|(通常期間)300円(秋季)300円
    「通天橋・開山堂+本坊庭園 共通拝観券」大人|1,000円 
                        小中学生|500円

約15分

徒歩~JR東福寺駅(JR奈良線)~JR京都駅

京都駅に戻ってリムジンバスで空港へ。お疲れ様でした。

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