水にまつわる歴史と文化を学ぶ 京都3日間 | 関西【関東発】

関東発TOKYO

水にまつわる歴史と文化を学ぶ 京都3日間

京都は豊富な地下水脈や周囲の山々から湧き流れる清流の恩恵により文化や産業を発展させてきた都です。酒造りや茶の湯など水が欠かせない文化、琵琶湖から水を引いた疏水で発展した近代産業。また人々の暮らしにも水は深く関わっています。世界遺産や神社仏閣だけではない、京都の水にまつわる名所をめぐってみませんか。

1日目【伏見】

伊丹空港または関西空港から大阪空港リムジンで京都駅へ。
所要時間:伊丹空港⇒京都駅 約50分
関西空港⇒京都駅 約1時間30分

初日は京都市内南部の「伏見」へ。古くは「伏水」と表されたほど豊かな伏流水に恵まれ、多くの酒蔵が清酒をつくってきた場所です。平安時代には貴族の別荘地や景勝地として知られていました。近世に入ると豊臣秀吉が伏見城を築き、伏見港を整備しました。伏見は京と大阪を結び、さらには全国各地からの交通と流通を担うようになり大きく発展していきます。

京都駅からJR奈良線で稲荷駅へ(乗車時間:約5分)、下車後徒歩約5分で伏見稲荷大社へ到着します。

伏見と言えばまずはココ!伏見稲荷大社

伏見稲荷大社は全国に約30,000社あると言われる「お稲荷さん」の総本宮です。奈良時代711年から1300年以上もの長い間、人々の信仰を集めてきました。境内には重要文化財の楼門や拝殿、本殿など朱塗りの豪華な建物が並び建ち、商売繁昌・五穀豊穣・開運の神として親しまれています。「千本鳥居」と称される朱塗り鳥居のトンネルが特に有名。江戸時代以降に願い事が「通る」あるいは「通った」感謝のしるしとして鳥居を奉納することが広まった結果、いまではその数は一万とも言われています。どこまでも続くかのように見える様はまさに壮観です。

住所  京都府京都市伏見区深草薮之内町68
拝観料 境内無料

約30分

伏見稲荷大社~(徒歩約4分)~伏見稲荷駅~(京阪本線約15分)~中書島駅~(徒歩約5分)~十石舟乗り場

伏見十石舟で美しい水辺をめぐる

伏見の繁栄を支えた水運。伏見港を中心に港町として整備が進むなか、京都の豪商 角倉了以・素庵父子により、京の中心地と伏見を結ぶために人口運河「高瀬川」が開削されました。高瀬川開通により伏見港に船が集中し、伏見は京の南の玄関口として発展していきました。「三十石舟」は江戸時代に伏見と大阪をつないだ旅客専用の船で、大阪から伏見への上り船はその行程ほとんどを綱を引いて上っていたと考えられ、最盛期には日に約9,000人が往来したと言われています。明治に入り鉄道などが整備されたことで伏見港はその役割を終えましたが、1976年に再整備され現代の「三十石舟」「十石舟」が復活。季節を感じながら船から伏見の町をゆっくり眺めることができます。

住所   京都府京都市伏見区南兵町247
運航期間 2024年3月16日(土)~12月8日(日) ※但し8月は8月1日~12日のみとなります
運休日  毎週月曜日(祝日を除く、ただし、4・5・10・11月は月曜日も運航)
料金   大人1,500円(中学生以上)・小人750円(小学生以下) ※料金は変更になる場合があります。
定員   20名
所用時間 約55分

約2分

十石舟乗り場~(徒歩約2分)~月桂冠大蔵記念館

月桂冠大蔵記念館で酒造りの伝統を学ぶ

築110年以上の酒蔵を活用してつくられた「月桂冠大倉記念館」では、日本有数の酒どころとして知られる伏見の歴史と酒文化をはじめ、月桂冠の歴史を紹介しています。昔ながらの酒蔵の風情が感じられる館内では、日本酒の伝統的な製造工程や主な酒造りのための用具などを学ぶことができます。また、月桂冠が1637年の創業以来続けてきた挑戦と創造の歴史と現代につながる物語が紹介されています。見学の最後には「きき酒処」で試飲をお楽しみいただけます。

住所   京都市伏見区南浜町247番地
開館時間 9:30~16:30(受付は16:00まで)
休館日  8月13日~8月16日、12月28日~1月4日、ほか臨時休館日
入館料  20歳以上=600円、13歳~19歳=100円、12歳以下=無料
※13歳以上の方はおみやげ付き
※20歳以上の方は3種類のきき酒付き
定員   1グループ12名様まで
所用時間 約40分~50分

約2分

月桂冠大蔵記念館~(徒歩約2分)~伏見夢百衆

伏見夢百衆でちょっと一休み

大正時代につくられ平成5年まで月桂冠株式会社本店として使用されていた建物は、和風建築のなかに高い天井やガラスの欄間など洋風のテイストが組み込まれており、大正モダンを感じられます。カフェでは酒の仕込み水で淹れた水出珈琲やバニラアイスクリームにお酒をかけていただく清酒アイスクリームなどが楽しめ、歩き疲れたときの一休みにぴったり。また伏見の清酒をつかった酒まんじゅうや酒粕フィナンシェなどのお土産や、伏見の蔵元15社、約80銘柄の日本酒が販売されています。

住所   京都市伏見区南浜町247
営業時間 10時30分~16時30分(L.O.) 土・日・祝日は17時30分(L.O.)
定休日  月曜(祝日を除く)

約3分

伏見夢百衆~(徒歩約3分)~寺田屋

旅籠 寺田屋で激動の幕末を体感

「寺田屋」は1597年創業の船宿。1862年の尊王攘夷派志士が弾圧された「寺田屋騒動」、1866年に坂本龍馬が襲撃された「寺田屋事件」の舞台となりました。建物は鳥羽伏見の戦いで焼失し、跡地は坂本龍馬の像や薩摩九烈士の碑などがある史跡庭園となっています。その隣にはかつての寺田屋を再現した「旅籠 寺田屋」が建てられており見学が可能。「寺田屋事件」のおりに龍馬の妻お龍が入っていた風呂桶や、急を知らせるために駆け上ったとされる階段、柱に残る刀痕など、幕末当時の動乱の様子を垣間見ることができます。

住所   京都市伏見区南浜町263
営業時間 10:00~16:00(15:40受付終了)
観覧料  大人600円、中高大学生300円、小学生200円  ※幼児入場不可

約5分

寺田屋~(徒歩約5分)~伏水酒蔵小路

伏水酒蔵小路できき酒を楽しむ

伏見の18蔵元の日本酒が揃う「酒蔵」と8つの「うまいもん専門店」が並ぶ屋台村です。「酒蔵」ではここでしか出会えない限定酒と伏見の日本酒120銘柄以上を常時取り揃えており、なかでも「十八蔵のきき酒セット」はいろいろな蔵の銘柄を少しづつ味わってみたいというかたにおすすめ。また「うまいもん専門店」には串カツ、おでん、鉄板焼、寿司、炭火焼など日本酒にあう「うまいもん」が揃っており、どのお店の席に座っても「共通出前メニュー」から他のお店のメニューを頼めます。伏見のお酒とおいしい料理を楽しんだら「大手筋商店街」を抜け近鉄「桃山御陵前駅」へ。

住所   京都市伏見区平野町82番地2 ~ 納屋町115番地
営業時間 11:00~22:00 ※平日昼は一部店舗で休みあり
定休日  無休  ※店舗により異なります

約30分

伏水酒蔵小路~(徒歩約11分)~桃山御陵前駅~(近鉄京都線約13分)~京都駅

京都駅へ戻り1日目終了

2日目【疏水】

幕末の戦乱と東京への遷都により衰退した京都の復興をはかるため「琵琶湖疏水」建設が計画され、1890年に第一疏水が完成しました。これにより日本初の水力発電所が建設され、また運河を利用した物流が活発となりました。明治後半に入ると第二疏水が建設され、水力発電の新設と上下水道の整備が行われました。そうした事業のほかにも灌漑や防火用水、また庭園への引水などさまざまな用途に疏水の水が利用されるようになります。このように京都の人々の生活を潤してきた疏水は「京都における近代化の歩みを物語る」遺産として評価され、1996年琵琶湖疏水関連施設12箇所が国の史跡に指定され、2007年には琵琶湖疏水・琵琶湖疏水記念館所蔵物・南禅寺水路閣・蹴上インクライン・蹴上浄水場・蹴上発電所が経済産業省により近代化産業遺産として認定されました。

2日目は「琵琶湖疏水」をめぐる旅。まずは京都の東側に位置する山科へ。
京都駅からJR琵琶湖線でJR山科駅へ(乗車時間:約5分)、下車後徒歩10分ほどで安祥寺水路閣が見えてきます。安祥寺川の流れを遮らないよう水路橋が設けられています。そこからさらに徒歩10分ほどで毘沙門堂に到着します。

山科の地を散策しながら毘沙門堂へ

護法山安国院出雲寺 毘沙門堂は703年に創建された天台宗の寺院。 開山当初は京都の出雲路橋付近にあり「出雲寺」と呼ばれていましたが、のちに「毘沙門堂」となりました。戦乱や焼失を乗り越え1665年に山科に再建され、後西天皇の皇子・公弁法親王が入寺されたことにより「門跡寺院」となり、人々から「毘沙門さん」と親しまれてきました。本尊・毘沙門天が祀られている本殿や唐門は日光東照宮の建築様式を受け継ぎ、鮮やかな彩色や装飾が特徴。桜や紅葉の名所としても知られ、特に勅使門に続く坂道が真っ赤に染まる敷紅葉は観光客にも人気です。

住所    京都市山科区安朱稲荷山町18
拝観時間  3月~11月 9:00~17:00(16:30受付終了)
      12月~2月 9:00~16:30(16:00受付終了)
入山拝観料 一般700円

約20分

毘沙門堂~(徒歩約20分)~びわ湖疏水船山科乗下船場

びわ湖疏水船に乗ってみよう

1890年の第一疏水開削以降、多くの貨物船・旅客船が往きかい利用された琵琶湖疏水の舟運ですが、自動車や鉄道の発達に伴い徐々に数は減り1951年の資材運搬が最後となりました。平成にはいり琵琶湖疏水の再評価と新たな観光資源開発を目的に、琵琶湖疏水における通船の復活に向けた検討が開始され、2018年春からびわ湖疏水船の本格的な運航がスタート。山科乗下船場から蹴上乗下船場のあいだには、初代外務大臣山県有朋揮毫の扁額が掲げられた第一トンネル西口洞門、桜の名所ともなっている四ノ宮船溜、煉瓦造りが美しい旧御所水道ポンプ室などの見どころが多く見られます。

住所(びわ湖疏水船受付事務局)   
    京都市下京区河原町通松原上ル2丁目富永町338
    京阪四条河原町ビル7階 JTB京都支店内
運航 春シーズン 4月~5月
   秋シーズン 10月~11月
   ※運休日あり
料金 山科~蹴上 5,000円

約6分

びわ湖疏水船 蹴上乗下船場~(徒歩約6分)~蹴上インクライン

蹴上インクラインで近代産業の歴史を感じる

水量豊かな琵琶湖から京都へと水を運ぶ「琵琶湖疏水」により大津~京都~大阪という舟運が開かれ、物流の拡大につながりました。「蹴上インクライン」は上流の蹴上船溜と下流の南禅寺船溜を結んだ全長約582mの傾斜鉄道で、蹴上船溜に到着した舟を荷おろしすることなく、斜面下の南禅寺船溜まで舟ごと台車に乗せて斜面を昇降させるため「山を上る舟」と当時の人々を驚かせました。稼働を停止した現在も舟と台車が保存されており、線路上を歩くことができる人気の散策スポットとなっています。

住所 京都府京都市東山区東小物座町339

約8分

蹴上インクライン~(徒歩約8分)~ねじりまんぽ

ねじりまんぽってなーに?

「ねじりまんぽ」は蹴上インクラインの下を通り南禅寺に向かう歩行者用トンネルです。「まんぽ」とはトンネルのこと。1888年に完成した煉瓦造りのトンネルで、渦を巻くように螺旋状に煉瓦が積まれているのが特徴。上部のインクラインを行き交う船を乗せた台車の重さに耐えられるようにするためだと言われています。南禅寺に向かうときはこのねじりまんぽを通って参道に進むのがおすすめ。赤いレンガが近代的な雰囲気のトンネルを抜けて少し歩くと荘厳で重厚な南禅寺の三門が目に入る、ちょっと不思議な感覚が楽しめます。

住所  京都市東山区東小物座町

約5分

ねじりまんぽ~(徒歩約5分)~南禅寺

南禅寺の三門から「絶景かな絶景かな」

1291年に亀山法皇が無関普門禅師を開山に迎えて開創した臨済宗南禅寺派の大本山です。境内全体が国の史跡となっており、参道からまず目に入る「勅使門」と「三門」は重要文化財、住職の居室である「方丈」は国宝に指定されています。南禅院の庭園は夢想礎石の作庭と言われ、天龍寺庭園・西芳寺(苔寺)庭園と共に京都の三名勝史蹟庭園の1つ。「三門」は日本三大門の1つに数えられその重厚さに圧倒されます。高さ22mの楼上からは京都市内を一望するさまは絶景。春は三門周辺が桜で彩られ、秋は広い境内のあちこちで紅葉を楽しむことができます。

住所  :京都府京都市左京区南禅寺福地町
参拝時間:3月1日~11月30日 8時40分~17時
     12月1日~2月28日 8時40分~16時30分
     ※拝観受付は拝観時間終了の20分前までとなります。
参拝料 :方丈庭園 一般600円、高校生500円、小中学生400円
     三門   一般600円、高校生500円、小中学生400円
     南禅院  一般400円、高校生350円、小中学生250円

今も水が流れてる!南禅寺水路閣

南禅寺境内にある「水路閣」は1888年に造成された琵琶湖疏水の水路橋です。古代ローマ帝国の水道橋を連想させる姿から「水路閣」と呼ばれています。赤レンガ造りのアーチが連続して続く美しい近代的な建築物ですが、室町時代の面影を残す荘厳な南禅寺とも不思議な一体感があり、独特の雰囲気を醸し出しています。レンガのアーチを間近で見たり触れたり、脇の階段を上って水路の水が流れる様子を見ることもできます。水路閣の上に出たらそのまま水路を脇に見ながら進むと、蹴上疏水公園に着きます。木々に囲まれた小径はゆっくり散策するのにぴったりの場所です。

住所  京都府京都市左京区南禅寺福地町 南禅寺境内

約6分

水路閣~(徒歩6分)~蹴上疏水公園

蹴上疏水公園で先人の功績を知る

蹴上疏水公園とその周辺には疏水に関連する施設が多く存在しています。琵琶湖疏水建設の主任技師として活躍した田邊朔郎の像やその功績を称える碑があり、また田邊が私費を投じて建立した、疏水建設工事で殉職した人々の慰霊碑もあります。周囲には蹴上発電所や蹴上舟溜など疏水関連施設が点在しています。春にはソメイヨシノやシダレザクラが青空に映えます。

住所  京都府京都市東山区東小物座町

約20分

蹴上疏水公園~(徒歩約3分)~蹴上駅~(地下鉄東西線約7分)~烏丸御池駅~(地下鉄烏丸線約6分)~京都駅

京都駅へ戻り2日目終了

3日目【貴船】

3日目は水神を祀る貴船神社へ。
貴船は鞍馬とあわせて「京の奥座敷」と呼ばれ、そばを流れる貴船川は初夏の青もみじ、夏の川床、秋の紅葉に冬の雪景色と季節ごとの趣を楽しむことができます。
京都駅から地下鉄烏丸線で国際会館駅へ(乗車時間:約20分) 京都バスに乗り換え、国際会館駅前バス停から貴船口駅前バス停へ(乗車時間:約20分)さらに京都バスを乗り継ぎ、貴船バス停へ(乗車時間:約4分)下車後、徒歩約5分で貴船神社本宮に到着します。

観光気分をより味わいたいというかたにはこちらのアクセスも。
京都駅から市バスで出町柳駅前へ(乗車時間:約30分)叡山電鉄鞍馬線に乗り換え「貴船口」下車(乗車時間:約28分)、京都バスで貴船バス停へ(乗車時間:約4分)下車後、徒歩約5分で貴船神社本宮へ。
叡山電鉄の市原~二ノ瀬の間には「もみじのトンネル」があり、新緑や紅葉を楽しむことができます。

貴船神社【本宮】あの有名な映えスポットはココ!

貴船神社は、全国に約500社を数える貴船神社の総本宮です。創建の年代は不詳ですが、約1600年前に初代神武天皇の皇母・玉依姫命が淀川・鴨川・貴船川を遡り、水源の地として現在の奥宮に祠を建てたのが起源と伝えられています。「京都の水源を守る神」として歴代朝廷からも敬われてきました。貴船川に沿って下流から本宮・結社・奥宮の社殿が建っています。初夏からの青もみじや秋の紅葉に赤い春日灯篭が映える表参道の階段を上れば、本宮に到着します。手水舎で身を清め、社殿でお参りをしましょう。

住所   京都市左京区鞍馬貴船町180
参拝時間 5/1~11/30 本宮開門時間 6:00~20:00
12/1~4/30 本宮開門時間 6:00~18:00
※正月三が日は20:00閉門
     ※ライトアップ開催期間中は参拝時間延長
参拝料  無料

水占みくじをご神水に浸して占う

創建の地である奥宮が洪水で流されたため、天喜3年(1055年)に現在の地に本宮が移されました。本宮の御祭神は「高龗神(たかおかみのかみ)」で、雨を司る神とされています。
こちらで人気なのが「水占みくじ」。何も書かれていないおみくじを社殿前にこんこんと湧き出るご神水に浮かべると、文字が浮かび上がってきます。

約10分

徒歩

貴船神社【結社】縁結びのパワースポット

本宮から表参道へ戻らず、結社方面へ向かう階段を下ります。こちらも春日灯篭が周囲の木々に美しく映え、途中には滝が流れ落ちる景色も見られます。階段を降り貴船川沿いの道を約10分ほど歩くと結社に到着します。御祭神「磐長姫命(いわながひめのみこと)」は人々に良縁を授けるためご鎮座されたという伝承が残っています。また平安時代の歌人和泉式部が夫の心変わりに悩み結社を参拝し、歌を捧げ復縁を祈ったところ願いが叶ったということから「恋の宮」とも称されています。横には「天乃磐船」と呼ばれる貴船の山奥から産出し奉納された船型の自然石が置かれています。

約5分

徒歩

貴船神社【奥宮】貴船神社創建の地

結社から貴船川沿いに徒歩で15分ほど上流へ。貴船神社創建の地である「奥宮」に到着します。門をくぐった先、深い森に囲まれたなかにぽっかりと開けた場所の奥に本殿が見えてきます。玉依姫命が黄船に乗りたどり着いた地として、神聖な場所とされています。本殿の真下には「龍穴」と言われる大きな穴があり、日本三大龍穴の一つとされていますが、神聖なもので誰も見る事を許されていません。また本殿の傍には、玉依姫命が乗っていたと伝わる黄船が石で包み隠されていると言われる「御船形石」が鎮座しています。

約1時間半

奥宮~(徒歩約20分)~貴船バス停~(京都バス約4分)~貴船口駅前バス停(京都バス約20分)~国際会館~(地下鉄烏丸線約20分)~京都駅

京都駅に戻ってリムジンバスで空港へ。お疲れ様でした。

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