青もみじと苔がきらめく初夏の京都めぐり 3日間 | 関西【関東発】

関東発TOKYO

青もみじと苔がきらめく初夏の京都めぐり 3日間

春の桜、秋の紅葉と並んで京都を彩る初夏の青もみじ。春に芽吹いた透き通るような若葉が、初夏にかけて深みを増す緑に変わっていきます。木漏れ日に輝く青もみじが爽やかな風に揺れるさまは京都の初夏の風物詩。また梅雨に入れば、西芳寺や祇王寺などでは庭園の苔が瑞々しい季節になります。この時期だからこそ出会える絶景を見に京都を訪れてみませんか?

1日目

伊丹空港または関西空港から大阪空港リムジンで京都駅へ。
所要時間:伊丹空港⇒京都駅 約50分
     関西空港⇒京都駅 約1時間30分
京都駅またはホテルで荷物を預けて、初夏の京都めぐりスタート!

まずは「伏見稲荷大社」へ向かいましょう。
京都駅からJR京都線で稲荷駅へ(乗車時間:約5分)
駅を出るとすぐ目の前に伏見稲荷大社の大鳥居が見えます。

伏見稲荷大社

伏見稲荷大社は全国に約30,000社あると言われる「お稲荷さん」の総本宮です。境内には重要文化財の楼門や拝殿、本殿など朱塗りの豪華な建物が並び建ち、商売繁昌・五穀豊穣・開運の神として信仰を集めています。「千本鳥居」と称される朱塗り鳥居のトンネルが特に有名で、その数は数千とも一万とも言われており、どこまでも続くように見える様は壮観です。秋は鳥居と色鮮やかな紅葉との調和が美しく、訪れる人の心を惹きつけます。

住所 :京都府京都市伏見区深草薮之内町68
拝観料:境内無料

約15分

伏見稲荷大社~(徒歩 約15分)~東福寺

東福寺

東福寺は延応元年(1239年)に創建された臨済宗東福寺派の大本山です。「伽藍面」と称されるほどに大きな伽藍が特徴で、国宝「山門」や龍の天井画で有名な法堂など鎌倉時代からの歴史を感じさせる迫力ある建造物が並んでいます。境内を流れる渓谷「洗玉澗」を渡るため掛けられた長さ27mにもおよぶ木造橋「通天橋」の周辺には約2千本もの楓が植えられ、初夏には青楓の鮮やかな緑が目を楽しませてくれます。

住所  : 京都府京都市東山区本町十五丁目778
拝観時間:4月~10月末|9:00-16:00(16:00受付終了。16:30閉門)
     11月~12月第一日曜|8:30~16:00(16:00受付終了。16:30閉門)
     12月第一月曜日~3月末|9:00~15:30(15:30受付終了。16:00閉門)
拝観料:「通天橋・開山堂」大人|(通常期間)600円(秋季)1,000円
             小中学生|(通常期間)300円(秋季)300円
    「本坊庭園」   大人|500円
             小中学生|300円
    「本坊庭園・通天橋・開山堂 共通拝観券」大人|1,000円 
                        小中学生|500円
※11月11日~12月10日までは共通拝観券はございません

約10分

東福寺~(徒歩 約8分)~JR東福寺駅~(JR 約2分)~JR京都駅

京都駅に戻り1日目終了

2日目

京都駅から嵐山へ向かいます。
バスを利用する場合、京都駅前バス停から嵐山公園バス停まで、乗車時間は約50分となります。

※渋滞が懸念される時期は、JR利用、または地下鉄と京福電車で行く方法もあります。

・JR利用
JR山陰本線嵯峨線 京都駅から嵯峨嵐山駅へ(乗車時間:約20分)
徒歩で天龍寺(庭園受付)へ。(徒歩約10分)

・地下鉄&京福電車利用
地下鉄烏丸線 京都駅から烏丸御池駅(乗車時間:約6分)
烏丸御池駅で乗り換え
地下鉄東西線 烏丸御池駅から太秦天神川駅(乗車時間:約8分)
徒歩で嵐電(京福電車)天神川駅へ (約2分)
嵐電(京福電車)天神川駅から嵐山駅(乗車時間:約14分)

世界遺産 天龍寺

嵯峨嵐山に建つ臨済宗天龍寺派の大本山。1339年に足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため創建しました。1994年に「古都京都の文化財」の1つとして世界文化遺産に登録されています。「曹源池庭園」は嵐山や亀山を借景とした回遊式庭園で、移ろいゆく四季を水面に移す美しさは見事というに尽きます。また法堂の天井の「雲龍図」は躍動する八方睨みの龍が描かれており、土日祝日のみ拝観できます。日程があえばぜひご覧ください。

住所  :京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
参拝時間:庭園 8時30分~17時 (16時50分 受付終了)
     講堂 8時30分~16時45分 (16時30分 受付終了)
参拝料 :庭園 高校生以上500円、小中学生300円、未就学児 無料 
     講堂 庭園参拝料に300円追加
     ※法堂「雲龍図」は土日祝日のみの公開となります。(春夏秋に毎日公開期間あり)通常参拝料とは別途500円が必要となります。

約1分

天龍寺(北門受付)~(徒歩すぐ)~竹林の小径

竹林の小径

野宮神社から天龍寺北側を通り大河内山荘庭園までの400mほどの小径。空を覆うほどに高く伸びた竹林が道の両側に続いています。晴れた日には木漏れ日と竹林を渡る爽やかな風が心地よく、曇りの日には昼間でも薄暗く幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町

約15分

竹林の小径~(徒歩約15分)~祇王寺

祇王寺(往生院)

京都のいわゆる「苔の名所」のなかでも人気が高い祇王寺。平安時代に法然上人の門弟良鎮により創建された往生院が時をへて荒廃しささやかな尼寺として残り、のちに祇王寺と呼ばれるようになりました。「平家物語」によれば平清盛に仕えた白拍子の祇王が、清盛の心変わりにより出家・入寺した悲恋の尼寺とされています。参拝口から進むとまず目に入るのが青もみじ、ついで苔に覆われた美しい苔庭。周りには四季折々の山野草が咲き、竹林からそよぐ風に心を洗われます。最奥にひっそりと佇むかやぶき屋根の草庵には「吉野窓」と言われる大きな丸窓があり、差し込む日差しが障子に色とりどりの色彩を映し出します。

住所  :京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
参拝時間:9:00~16:50 (16:30受付終了)
参拝料  :大人 300円、小人(小中高) 100円

約8分

祇王寺~(徒歩約25分)~渡月橋

渡月橋

「渡月橋」の名前の由来は、鎌倉時代に亀山上皇が月を見上げて「くまなき月の渡るに似る」と称賛されたことによると伝えられています。西にそびえる嵐山をバックに桂川両岸一帯が京都を代表する景勝地「嵐山」と呼ばれ、春の桜・夏の新緑・秋の紅葉・冬の雪景色と四季折々の絶景で有名。初夏には爽やかな川風を感じながら瑞々しい新緑を楽しむことができます。渡月橋のすぐ横にある中州は公園として整備されており、散策にぴったりの場所です。

住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町

約20分

渡月橋~(徒歩 約2分)~嵐山バス停~(京都バス 約11分)~苔寺・すず虫寺バス停~(徒歩 約3分)~苔寺

世界遺産 西芳寺 (苔寺)

臨済宗の単立寺院。731年行基が法相宗の寺として開山と伝えられています。鎌倉時代初期に法然上人が浄土宗に改宗、さらに1339年に作庭で有名な夢窓疎石が臨済宗の禅寺として再興しました。苔で有名な庭園は池泉回遊式・枯山水の二段構え。西芳寺川の氾濫や洪水が運んだ肥沃な土で苔が自生し、現在では境内が約120種もの苔に覆われています。初夏から梅雨にかけ一雨ごとに緑を深め、瑞々しさを増していきます。写経で心を静め、「調律と閃きの庭」悠久のときの流れを体感してみてください。

住所  :京都府京都市西京区松尾神ケ谷町56
参拝  :事前申込み制
参拝料 :4,000円以上

約6分

苔寺~(徒歩約6分)~鈴虫寺

華厳寺 (鈴虫寺)

「妙徳山華厳寺」は秋だけでなく四季を通じて鈴虫の音色を聞くことができることから「鈴虫寺」の名で親しまれています。お寺のことや日々の心の持ち方などについてユーモアを交えたお話を聞く事ができる「鈴虫説法」が人気。また日本で唯一草鞋を履いたお地蔵様「幸福地蔵菩薩」のお姿が印された「幸福御守」も有名です。お参りが済んだらバスで京都駅方面へ戻りましょう。

住所    :京都府京都市西京区松室地家町31
拝観時間  :9時~17時(最終受付16時10分)
拝観料   :大人(高校生以上)500円、子ども(4歳~中学生)300円
説法開始時間:9:00 / 10:00 / 11:00 / 12:00 / 13:00 / 14:00 / 15:00 / 16:00
説法所要時間:約30分
※説法には各回人数制限が設けられています。

約60分

鈴虫寺~(徒歩 約3分)~苔寺・すず虫寺バス停~(京都バス 約54分)~京都駅

京都駅に戻り2日目終了

3日目

京都の旅も最終日。
荷物はホテルか京都駅のコインロッカーに預けましょう。
京都駅から地下鉄烏丸線で国際会館駅へ(乗車時間:約20分)京都バスに乗り換え八瀬駅前バス停へ(乗車時間:約12分)下車後徒歩約10分で瑠璃光院に到着します。

※瑠璃光院は通常非公開です。2025年の特別拝観期間は下記となります。
  春季:4月15日(火)~5月31日(土)
  夏季:7月01日(火)~8月17日(日)予定
  秋季:10月01日(水)~12月14日(日)予定
 上記以外の期間は、大原や貴船がおすすめです。

瑠璃光院

比叡山の麓「八瀬」にある浄土真宗の寺院。元は別荘として、12,000坪にも及ぶ広大な敷地に数寄屋造りの書院と自然を借景とした庭園が造営されました。通常は非公開ですが、例年春の青もみじと秋の紅葉の時期に特別拝観が行われます。黒塗りの机や磨き上げられた廊下に庭園の木々が反射して映り込む「リフレクション」が人気。春は「瑠璃の庭」の苔と青もみじの競演、秋は真っ赤に染まる紅葉が息をのむほどの美しさです。

住所  :京都府京都市左京区上高野東山55
拝観期間:春季 2025年4月15日(火)~5月31日(土)
     夏季 2025年7月01日(火)~8月17日(日) 予定
     秋季 2025年10月01日(水)~12月14日(日) 予定
拝観時間:10時~17時 (16時30分 受付終了)
拝観料 :お一人様 2,000円
予約  :春季・夏季 予約制ではございませんので直接お越しください
     秋季    未定

約15分

瑠璃光院~(徒歩約10分)~八瀬駅前バス停~(京都市バス約30分)~河原町三条バス停

河原町周辺

京都市の中心となる繁華街。京都市民の台所「錦市場」や多くの土産物店が立ち並ぶ「新京極商店街」を散策しながら鴨川方面へ。昔ながらの京都の町の雰囲気が色濃く残る「先斗町」は、昔は観光客には敷居が高いイメージでしたが現在はグルメスポットとして有名です。京都の風物詩「鴨川納涼床」ではランチを営業しているお店もあります。お腹を満たしたらバスで京都駅へ。お土産を選んで京都の観光をしめくくりましょう。

京都駅に戻ってリムジンバスで空港へ。お疲れ様でした。

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