紅葉を大満喫!茜色に染まる秋の京都 3日間 | 関西【那覇発】

那覇発NAHA

紅葉を大満喫!茜色に染まる秋の京都 3日間

紅や茜色に染まり街全体が鮮やかに彩られる秋の京都。夜は多くの寺社でライトアップや特別拝観が行われます。有名な世界遺産から知る人ぞ知る紅葉の名所まで見どころを巡りましょう。

1日目

伊丹空港または関西空港から大阪空港リムジンで京都駅へ。
所要時間:伊丹空港⇒京都駅 約50分
     関西空港⇒京都駅 約1時間30分
京都駅またはホテルで荷物を預けて、秋の京都めぐりスタート!

まずは「銀閣寺」へ向かいましょう。
土日祝日であれば2024年6月から運行が開始された「観光特急バス」が便利です。
京都駅前バス停から乗車、銀閣寺前で下車(乗車時間約30分)

銀閣寺

相国寺の塔頭寺院の一つで、正式名称は東山慈照寺。室町幕府八代将軍の足利義政によって造営された山荘東山殿を起源とし、義政没後、夢窓疎石を勧請開山に禅寺として創建されました。江戸時代になり金閣寺に対し「銀閣寺」と称せられることとなったといわれています。国宝「観音殿 銀閣」は現存する室町期の楼閣庭園建築の代表的建造物として有名です。観音殿とともに創建時の姿を残す「東求堂」や、本尊・釈迦牟尼仏が安置される「方丈」とその前に広がる白砂「銀沙灘」など、静かさを湛えた風雅な佇まいが心に沁みます。(例年の紅葉見頃:11月中旬~11月下旬)

住所:京都府京都市左京区銀閣寺町2
参拝時間:
【夏季 3月〜11月】 8:30〜17:00 下山17:20
【冬季 12月〜2月】 9:00~16:30 下山16:50
参拝料:大人(高校生以上)500円 / 小・中学生300円

※秋の特別拝観(2024年)
 10月1日(火)~ 12月1日(日)
 入山料(高校生以上500円/小中学生300円のほかに特別拝観料お一人2,000円がかかります

約25分

銀閣寺~(徒歩約9分)~銀閣寺道バス停~(約10分)~祇園バス停~(徒歩約5分)~八坂神社

八坂神社

八坂神社は全国2,300の八坂神社・祇園信仰神社の総本社。祇園祭が行われることでも有名で、「祇園さん」と呼ばれ古くより京都の人々に親しまれてきました。国宝に指定された本殿は他に例を見ない独自の建築様式が平安時代より現代に受け継がれたと言われており、その歴史的価値が高く評価されています。境内にある「美御前(うつくしごぜん)社」はその名の通り美容美徳にご利益があり、舞妓さんや芸妓さんが参拝に訪れます。鳥居の横に湧く「美容水」を肌につけると、身も心も美しくなれると言われています。(例年の紅葉見頃:11月下旬~12月上旬)

住所  :京都府京都市東山区祇園町北側625
参拝時間:24時間
参拝料 :無料

約20分

八坂神社~(徒歩約20分)~清水寺

清水寺 夜間特別拝観

「音羽山 清水寺」は音羽山の中腹に広がる北法相宗の大本山。1一番の見どころはやはり「清水の舞台」。本堂の前面に張り出した高さ13mの舞台の迫力は見るものを圧倒します。秋になると境内に植えられた約1,000本のヤマモミジが鮮やかに色づきます。境内の奥にある「音羽の滝」は寺名の由来となった滝で、三本の筧から流れ落ちる清水を飲むとご利益があると言われています。秋の特別拝観は11月18日〜30日に行われ、本堂がライトアップされた紅葉のなかに浮かび上がり、観音様の慈悲をあらわす青い光とともに幻想的な雰囲気につつまれます。(例年の紅葉見頃:11月下旬~12月上旬)

住所  :京都市東山区清水1-1294
拝観時間:6時~18時 
     ※季節により変わります。
     ※夜間特別拝観の期間中は21:30閉門(21時 受付終了)
拝観料 :400円

約30分

清水寺~(徒歩約13分)~五条坂バス停~(約10分)~京都駅前バス停

京都駅に戻って1日目終了

2日目

まずは「通天橋」で有名な東福寺へ。
京都駅からJR奈良線で東福寺駅へ(乗車時間:約3分)、下車後徒歩(約10分)

東福寺

東福寺は延応元年(1239年)に創建された臨済宗東福寺派の大本山です。「伽藍面」と称されるほどに大きな伽藍が特徴で、国宝「山門」や龍の天井画で有名な法堂など鎌倉時代からの歴史を感じさせる迫力ある建造物が並んでいます。秋には紅葉狩りの名所として知られ、特に境内を流れる渓谷「洗玉澗」に掛かる木造橋「通天橋」では、本堂と真っ赤に色づいた谿紅葉(たにもみじ)が生み出すコントラストが息をのむほどの美しさです。(例年の紅葉見頃:11月中旬~下旬)

住所  : 京都府京都市東山区本町十五丁目778
拝観時間:4月~10月末|9:00-16:00(16:00に受付終了。16:30閉門)
     11月~12月第一日曜|8:30~16:00(16:00受付終了。16:30閉門)
     12月第一月曜日~3月末|9:00~15:30(15:30受付終了。16:00閉門)
拝観料:「通天橋・開山堂」大人|(通常期間)600円(秋季)1,000円
             小中学生|(通常期間)300円(秋季)300円
    「本坊庭園」   大人|500円
             小中学生|300円
    「本坊庭園・通天橋・開山堂 共通拝観券」大人|1,000円 
                        小中学生|500円
※11月11日~12月10日までは共通拝観券はございません

約15分

徒歩

伏見稲荷大社

伏見稲荷大社は全国に約30,000社あると言われる「お稲荷さん」の総本宮です。境内には重要文化財の楼門や拝殿、本殿など朱塗りの豪華な建物が並び建ち、商売繁昌・五穀豊穣・開運の神として信仰を集めています。「千本鳥居」と称される朱塗り鳥居のトンネルが特に有名で、その数は数千とも一万とも言われており、どこまでも続くように見える様は壮観です。秋は鳥居と色鮮やかな紅葉との調和が美しく、訪れる人の心を惹きつけます。(例年の紅葉見頃:11月中旬~12月上旬)

住所  京都府京都市伏見区深草薮之内町68
拝観料 境内無料

約30分

伏見稲荷大社~(徒歩約13分)~十条相深町バス停~(京阪バス 約11分)~ 勧修寺北出町バス停~(徒歩約5分)~勧修寺

勧修寺

真言宗山階派の大本山。900年、醍醐天皇の生母藤原胤子の冥福を祈り創建されました。度重なる戦火で衰退したのち、江戸時代に皇室と徳川氏の援助で再興され、皇族が出家して住職を務める門跡寺院となりました。氷室池を中心とする池泉回遊式の庭園は京都市指定の「名勝」に登録されています。書院前庭には水戸光圀寄進と伝えられる石灯籠があり、勧修寺型灯籠として知られています。秋になると氷室池を中心にモミジやイチョウが色づき、鮮やかな光景を演出します。(例年の紅葉見頃:11月中旬~12月上旬)

住所  :京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6
拝観時間:9時〜16時30分まで(受付終了16時)
拝観料 :500円

約11分

徒歩

随心院

真言宗善通寺派の大本山。991年、弘法大師より8代目の弟子にあたる仁海僧正により現在の山科区小野にて創建されました。この地は小野氏の根拠地で、随心院は絶世の美女として名高い小野小町ゆかりの寺として知られており、小野小町の一生を鮮やかな色彩で描いた「極彩色梅匂小町絵図」は見ごたえ十分。梅の名所として有名ですが紅葉も美しく、特に本堂前庭園の心字池の水鏡に映る紅葉は素晴らしいの一言につきます。(例年の紅葉見頃:11月中旬~11月下旬)

住所:京都府京都市山科区小野御霊町 35
拝観時間:午前9時〜午後5時(受付終了は午後4時半)
拝観料:大人500円 / 中学生300円

※令和6年6月10日から令和7年3月頃まで、総門改修工事のため総門からの立ち入りができません。

約13分

徒歩

醍醐寺 (秋期夜間拝観)

真言宗醍醐派の総本山。平安時代初期に空海の孫弟子・聖宝理源大師が上醍醐に醍醐寺開創の第一歩を記しました。開山にまつわる名水「醍醐水」は古来から現在にいたるまで枯れる事なくわき続けています。醍醐天皇の冥福を祈るために建立された五重塔は国宝に指定されています。のちに豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して自ら設計を手掛けた「三宝院庭園」は今も桃山時代の華やかな雰囲気を伝えています。秀吉は花見の次には「醍醐の紅葉狩り」を楽しみにしていましたが同年夏に死去、願いは果たせませんでした。例年11中旬~12月頭にライトアップが行われます(2024年未定)
(例年の紅葉見頃:11月中旬~12月上旬)

住所  :京都市伏見区醍醐東大路町22
拝観時間:
【夏期】3月1日〜12月第1日曜日までの期間・・・9時〜17時まで
【冬期】12月第1日曜日の翌日〜2月末日までの期間・・・9時〜16時30分まで
※閉門時間30分前で受付終了(春期期間中は拝観時間の変更あり)
拝観料 :
【通常期】
・三宝院庭園・伽藍の二箇所    大人1,000円、中高生700円、小学生以外は無料
・三宝院御殿特別拝観       大人・中高生500円
・霊宝館本館・平成館特別展示  大人・中高生500円
【春期(3月20日~5月GW最終日)】
・三宝院庭園・伽藍・霊宝館庭園の三箇所 大人1,500円、中高生1,000円、小学生以外は無料
・霊宝館本館・平成館特別展示  大人・中高生500円

約35分

醍醐寺~(徒歩約1分)~醍醐寺前バス停~(京阪バス約30分)~京都駅

京都駅に戻り2日目終了

3日目

京都駅から嵐山へ向かいます。
・バス利用 京都駅前バス停から嵐山公園バス停まで、乗車時間は約50分となります。
・JR利用  JR山陰本線嵯峨線 京都駅から嵯峨嵐山駅へ(乗車時間:約20分)
      徒歩で天龍寺(庭園受付)へ。(徒歩約10分)
・地下鉄&京福電車利用
      地下鉄烏丸線 京都駅から烏丸御池駅(乗車時間:約6分) 
      地下鉄東西線に乗り換え、太秦天神川駅へ(乗車時間:約8分)
      徒歩で嵐電(京福電車)天神川駅へ (約2分)
      嵐電(京福電車)天神川駅から嵐山駅(乗車時間:約14分)

天龍寺

嵯峨嵐山に建つ臨済宗天龍寺派の大本山。1339年に足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため創建しました。1994年に「古都京都の文化財」の1つとして世界文化遺産に登録されています。「曹源池庭園」は嵐山や亀山を借景とした回遊式庭園で、移ろいゆく四季を水面に移す美しさは見事というに尽きます。また法堂の天井の「雲龍図」は躍動する八方睨みの龍が描かれており、土日祝日のみ拝観できます。日程があえばぜひご覧ください。(例年の紅葉見頃:11月中旬~11月下旬)

住所  :京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
参拝時間:庭園 8時30分~17時 (16時50分 受付終了)
     講堂 8時30分~16時45分 (16時30分 受付終了)
参拝料 :庭園 高校生以上500円、小中学生300円、未就学児 無料 
     講堂 庭園参拝料に300円追加
     ※法堂「雲龍図」は土日祝日のみの公開となります。(春夏秋に毎日公開期間あり)通常参拝料とは別途500円が必要となります。

約1分

天龍寺(北門受付)~(徒歩すぐ)~竹林の小径

竹林の小径

野宮神社から天龍寺北側を通り大河内山荘庭園までの400mほどの小径。空を覆うほどに高く伸びた竹林が道の両側に続いています。晴れた日には木漏れ日と竹林を渡る爽やかな風が心地よく、曇りの日には昼間でも薄暗く幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町

約17分

竹林の小径~(徒歩約17分)~嵐山 祐斎亭

嵐山 祐斎亭

染色作家 奥田祐斎氏の染色アートギャラリー。明治期に建てられた築150年の風情ある建物は元々「千鳥」という京都の舞妓・芸妓憧れの料理旅館で、文豪川端康成が逗留し「山の音」を執筆した場所として知られています。川に面した「丸窓の部屋」からは木々の間に嵐山や桂川の四季折々の自然を楽しむことができ、秋の紅葉の鮮やかな朱色が机や水面に映り込みシンメトリーの風景は息をのむ美しさ。奥田祐斎氏が手掛ける「夢こうろ染」のギャラリーや工房の見学もできます。

住所  :京都府京都市右京区嵯峨亀ノ尾町6
開館時間:季節により変わります
見学料 :2,000円
※30分ごとに、ご予約のお客様を優先に入館して頂きます

約8分

嵐山 祐斎亭~(徒歩約8分)~渡月橋

渡月橋

「渡月橋」の名前の由来は、鎌倉時代に亀山上皇が月を見上げて「くまなき月の渡るに似る」と称賛されたことによると伝えられています。西にそびえる嵐山をバックに桂川両岸一帯が京都を代表する景勝地「嵐山」と呼ばれ、春の桜・夏の新緑・秋の紅葉・冬の雪景色と四季折々の絶景で有名。特に秋は季節が進むごとに嵐山の紅葉が深まり、あたかも美しい錦織を見るかのようです。渡月橋のすぐ横にある中州は公園として整備されており、散策にぴったりの場所です。

住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺造路町

約1分

徒歩

キモノフォレスト

「キモノフォレスト」は京福電鉄嵐山線(通称:嵐電)嵐山駅にある京友禅によるアートです。京友禅の生地をアクリルで包んだ高さ約600本のポールが駅構内や線路わきに森に見立てて設置され、色とりどりのポールが並ぶさまは美しく一見の価値があります。

住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町63−1

約40分

嵐電嵐山駅~(約14分)~天神川駅~太秦天神川駅~(約8分)~烏丸御池駅~(約6分)~京都駅

京都駅に戻ってリムジンバスで空港へ。お疲れ様でした。

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