EXPO70とEXPO2025を両方楽しもう! | 関西【関東発】

関東発TOKYO

EXPO70とEXPO2025を両方楽しもう!

55年前の万博ってどんな感じだった?万博記念公園には「太陽の塔」や「EXPO’70 パビリオン」など当時の様子を知ることができる施設が公開されています。約半世紀たった現在、世界がどう変わったのか・・EXPO70とEXPO2025を両方体感してみましょう!

1日目

伊丹空港または関西空港着
まずは1970年の「日本万国博覧会」の開催地・万博記念公園へ。

伊丹空港から:大阪モノレール「大阪空港駅」→「万博記念公園駅」下車。
関西空港から:南海電鉄「関西空港駅」→「なんば駅」、地下鉄御堂筋線(北大阪急行線)「なんば駅」→「千里中央駅」、大阪モノレール「千里中央駅」→「万博記念公園駅」下車。

大阪モノレールで万博記念公園へ

大阪モノレールは、大阪空港駅から門真市駅の本線と万博記念公園駅から彩都西駅の彩都線からなり、伊丹空港からは直通で所要時間約18分。万博記念公園駅は2000年に第1回「近畿の駅百選」に選ばれました。2015年には「光と緑があふれる“太陽の駅”」をコンセプトにリニューアル、駅の愛称が「太陽の駅」となりました。万博記念公園駅へ近づくと、車内からEXPO’70の象徴「太陽の塔」が見えてきます。
万博記念公園は1970年の「日本万国博覧会」の跡地を整備した公園で、EXPO’70パビリオンや太陽の塔のほか、日本庭園やアスレチック、温泉などを楽しむことができます。

万博記念公園
【開園時間】9:30~17:00(入園時間は閉園の30分前まで)
【休園日】毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は直後の平日/年末年始 ※4月1日~5月2日まで・10月・11月は無休
【利用料金】公園への入園は無料。各施設により入場料がかかります。

太陽の塔

太陽の塔は、1970年の「日本万国博覧会」のシンボルゾーンにテーマ館の一部として建てられました。芸術家の岡本太郎の代表作としても有名です。塔の頂部には金色に輝き未来を象徴する「黄金の顔」、現在を象徴する正面の「太陽の顔」、過去を象徴する背面の「黒い太陽」という3つの顔を持ち、過去・現在・未来を貫いて生成する万物のエネルギーの象徴とされています。太陽の塔の内部には、高さ約41メートルの「生命の樹」が展示され、樹の幹や枝にとりつけられた292体の生物模型群が生命の進化の過程を表現していました。現在は「生命の樹」や第4の顔である「地底の太陽」が復元され、塔の内部を見学することができます。

【開館時間】10:00~17:00
【休館日】毎週水曜日
【入館料】太陽の塔入館+自然文化園・日本庭園共通入園セットチケット 大人930円/小中学生380円
※前日までの事前予約制です。
※開館時間・休館日は変更になる場合があります。

お祭り広場の大屋根

1970年の万博会場では、シンボルゾーンの中央にあるお祭り広場の大屋根をつらぬく形で「太陽の塔」がそびえていました。現在は遠くからでも太陽の塔全体を望むことができますが、当時は大屋根の下に入り太陽の塔の真下から全体像を仰ぎ見る感じだったようです。
その大屋根の一部が、現在も太陽の塔の後ろに残されています。太陽の塔の後ろ側にまわると、大屋根を通して太陽の塔背面の黒い太陽を見る事ができます。

EXPO’70パビリオン[本館]

1970年日本万国博覧会当時、日本鉄鋼連盟が出展したパビリオン「鉄鋼館」を利用し、同博覧会の記念館として2010年3月にオープンした記念館。常設展示室には「EXPO’70への歩み」から始まり「今も生き続ける万国博」まで、万博開催前の準備段階から開催時の入場者記録、各パビリオンのパンフレット、ロゴマークなど約3,000点もの資料が展示されています。中には電動自転車など、最近は一般的に利用されている乗り物が最先端技術として展示されていたり、現在まだ建設中のリニアモーターカーの模型があったり。半世紀前とはいえ間違いなく現在に繋がっていることが実感できます。

【開館時間】10:00~17:00 (入館は16:30まで)
【休館日】毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は直後の平日)/年末年始 ※4月1日~5月2日まで・10月・11月は無休
【入館料】大人(高校生以上)500円/中学生以下無料

スペースシアター

旧「鉄鋼館」はその建物自体が楽器という斬新なテーマのもと建てられました。「スペースシアター」と呼ばれるホールには当時の最新技術が集結した音響システムが導入され、1008個ものスピーカーから流れる音楽とレーザー光線によるショーが人気を集めました。
※ホールへは入場できません。ガラス越しの観覧となります。

貴重なコレクション展示

館内には日本万国博覧会協会発行の公式ガイドブックや、記念切手も展示されています。

本館から別館へ

本館の見学ルードから近未来的な通路を抜けて別館へ。通路に入るドアには「初代黄金の顔 展示中」のポスターが貼られています。

EXPO’70パビリオン[別館]

2023年8月に増設された別館には、1970年日本万国博覧会当時に太陽の塔の頂部に設置されていた「黄金の顔」が展示されています。直径が10m以上もあり、地上で見るととても大きく見えます。現在の太陽の塔の「黄金の顔」は、1992年に交換されたものとのこと。また他にも、当時のにぎわいや熱気などが伝わる「EXPO’70体感ギャラリー」や大阪万博を彩った「ホステス」のユニフォームなど、約300点の資料が展示されています。外へ出たら、周辺にも1970年万博当時をしのぶことができるモニュメントがありますので、時間があれば散策してみてください。

約45分

万博記念公園駅~(大阪モノレール約6分)~千里中央~(地下鉄御堂筋線約26分)~本町駅

本町エリアのホテルへ

2日目

ホテルから徒歩で大阪メトロ中央線「本町駅」へ。大阪メトロ中央線は、万博会場(東ゲート)前の夢洲駅に直接乗り入れている鉄道路線です。
約21分の乗車で「夢洲駅」へ到着。
いよいよ「EXPO 2025 大阪・関西万博」へ!

・チケットのQRコードの準備をお願いします。
・会場内でのお支払いに現金はご使用いただけません。クレジットカード、電子マネー、コード決済などをご用意ください。
・大型の荷物は会場に持ち込みできません。
・入場時は手荷物検査が実施されます。持ち込み禁止物を予めご確認ください。

大屋根リング

一周約2km!「世界最大の木造建築物」として2025年3月4日にギネス世界記録に認定されました。大屋根リングは、「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインの理念を表す大阪・関西万博会場のシンボルとなる建築物。日本の神社仏閣などの建築に使用されてきた伝統的な貫(ぬき)接合に、現代の工法を加えて建築されました。会場の主動線として円滑な交通空間であると同時に、雨風・日差し等を遮る快適な滞留空間として利用されています。

シグネチャーパビリオン

大阪・関西万博会場の中心となった8人のプロデューサーが主導するパビリオンです。「シグネチャーパビリオン」および「シグネチャーイベント」は、訪れるすべての人々が「いのち」について考え、その概念をアップデートさせる場所になることを願い展開されています。環境、技術、風景、食、対話、哲学、地球、宇宙。コロナ禍を経て分断がすすむ世界で、いま我々はなにをすべきかを問いかけています。

海外パビリオン

大阪・関西万博には158の国と地域が参加しています。海外パビリオンでは各国が未来の社会や技術・文化を表現する展示をおこなっています。また会場では毎日のように「ナショナルデー」や「スペシャルデー」が開催され、様々な国や地域の文化や特色に触れることができます。世界中の人々と交流できるのも万博の魅力のひとつです。
【予約が必要なパビリオン】
・アラブ首長国連邦館・イタリア・英国・オーストラリア・オマーン・オランダ・カナダ・韓国・クウェート・国際赤十字・赤新月運動館・国連・タイ・バチカン・ハンガリー・米国・ポーランド・ポルトガル
上記以外は予約が不要です。※混雑状況により入場制限や整理券制になる場合があります。

国内・民間パビリオン

「日本館」「関西パビリオン」など4つの国内パビリオンや企業などが出展する「民間パビリオン」は、ほとんどが予約必要となっています。
「大阪ヘルスケアパビリオン」の健康データをもとに25年後の自分と未来を体験する「リボーン体験ルート」、臨場感がすごい「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」などが人気となっています。

本町エリアのホテルへ

約30分

夢洲駅~(地下鉄中央線約21分)~本町駅~(徒歩)~ホテル

3日目

ホテルから徒歩で大阪メトロ御堂筋線「本町駅」へ。約9分の乗車で「動物園前駅」へ到着。徒歩約8分で通天閣へ。

新世界と通天閣で大阪の下町を体感しよう

「新世界」は昔ながらの大阪下町を味わえるミナミを象徴するエリア。昭和にタイムスリップしたかのような「ジャンジャン横丁」では、南北約130mの間に串カツ屋やどて焼き屋、レトロなゲームセンターなどが軒を連ねます。新世界の中央にそびえる「通天閣」は大阪のシンボルタワーとして古くから親しまれています。5Fの「黄金の展望台」にあるビリケンさんに会ったり、新体験型アトラクション「タワースライダー」を体験したり、楽しみ方はいろいろ!

通天閣
【住所】大阪府大阪市浪速区恵美須東1-18-6
【営業時間】一般展望台:10:00~20:00(最終入場19:30)
      特別屋外展望台:10:00~19:50(最終入場19:30) 
【料金】一般展望台:大人(15才以上)1,200円/子供(5~14才)600円
    特別屋外展望台追加:大人(15才以上)+300円/子供(5~14才)+200円
    タワースライダー:大人(15~65才)1,000円/子供(7~14才)500円
※各種チケット購入の際は入場時間予約が必要です

大阪のB級グルメ「串カツ」を食べよう

せっかくミナミに来たんだから名物「串カツ」は絶対食べないと!新世界には人気の串カツ屋さんがたくさん軒を並べています。
お肉だけではなく野菜や魚介もあり店ごとにバリエーションが違うので、少しづつ食べ歩きもおススメ!

約15分

新世界~(徒歩約8分)~動物園前駅~(地下鉄御堂筋線約4分)~なんば駅

なんばをぶらぶら散策

「なんば」は大阪市中央区から浪速区にかけて広がる繁華街一帯。グリコの看板で有名な道頓堀、吉本興行が誇るお笑いの殿堂・なんばグランド花月、裏路地の風情ある石畳の道にそって飲食店が並ぶ法善寺横丁など、人気のスポットが多く点在しています。千日前より南・日本橋北の界隈は「ウラなんば」と呼ばれ、安くて美味しい店が集まる地元の人々にも人気のエリア。よりディープでローカルな大阪の下町文化を味わうことができます。

空港リムジンバスで伊丹空港または関西空港へ

「なんば駅前」から空港リムジンバスで伊丹空港へ。
(関西空港の場合は、地下鉄御堂筋線で梅田駅へ、梅田駅から空港リムジンバスで関西空港へ)

大阪・関西万博1日券付きプランはこちら

お気に入りツアー 一覧